第一公共事業本部 パブリックサービスデザイン 事業部長 市川 貴大

多様な人財が活躍し
自律的に成長できる組織を
目指して

第一公共事業本部
パブリックサービスデザイン 事業部長

市川 貴大

01「社会インフラ」の役割を担い、「国民への新たな価値」を提供

私たちパブリックサービスデザイン事業部は、事業を通じて「国民の権利と財産を守り、経済活性化に寄与すること」を目指しています。主なお客様は特許庁、法務省、裁判所など公共サービスを担う官公庁であり、コンサルティングから、開発、運用、自社サービス提供まで、さまざまな事業を展開しています。
私たちの仕事は公共サービスであるとともに、一つ一つが社会インフラの役割を担うものであり、ITを用いて特許などの産業財産や不動産などの国民財産を守るという使命を持って日々仕事をしています。例えば、産業財産で言えば年間50万件にもおよぶ特許等に関する出願・審査を支えており、企業等の経済活動や国民の豊かな暮らしに大きく資することになります。
また、少子高齢化等の社会課題が複雑化していくなかで、国内の経済活性化に寄与するべく、エンドユーザーである国民にとって新たな価値を提供するシステム・サービスの提供も目指しています。
例えば、国内経済を支えている中小企業の経営課題の1つとして「資金調達」があります。事業拡大などに必要な資金を、中小企業にとって最適なタイミング・手段で調達できるようにするために、私たちは官公庁で培った業務ノウハウをもとに補助金支援等に関する新たなサービスを検討し、提供を開始しました(参考:中小企業の課題解決に向けた「補助金支援サービス」を金融機関へ提供開始)。
これにより、中小企業の活性化だけでなく地域経済の発展という新たな価値の創出につながると考えています。

第一公共事業本部 パブリックサービスデザイン 事業部長 市川 貴大

02「歴史ある事業」を大切にしながらも「技術や社会のトレンド」を捉える

私たちの事業の魅力は、歴史ある事業を大切にしながらも、技術や社会のトレンドを捉え、新たなシステム・サービスを創出しているところであると考えています。
たとえば、審査等の行政サービスを効率化するという視点では、NTTの研究成果も活用しながら、「生成AIや大規模言語モデル」を用いた様々な技術開発を行っています。
また、将来的にニーズが高まることが予想される「安心・安全なデータ流通技術」では、業界横断で複数企業間でのデータ流通を実現するための接続性、秘匿性、拡張性等の技術も研究し、様々なユースケースに展開しています(参考:産業データの安全な流通を実現する連携プラットフォームの提供開始)。
こうした新たな技術を実装するサービスでは、お客様である官公庁だけでなく、別の技術や業界知見を持つ企業が、私たちとともに参画し、協力しながら構築を進めることも珍しくありません。
官公庁の事業を入口に、さらに奥深い、さまざまなシステム・サービスが広がっているのです。

第一公共事業本部 パブリックサービスデザイン 事業部長 市川 貴大

03「自律的に成長する組織」に向けて

私たちの仕事は「未来の社会を考えること」が起点になります。
いま、私たちのまわりには多くの社会課題があります。そうした社会課題を解決するには、10年後、20年後の社会のあり方を想像し、その実現のためにどんなシステムやサービスが必要かを考えなくてはなりません。このために、「多様な人財」による自由な発想が競争の源泉であると考えています。
そしてこの一方で、これら未来のシステムやサービスの実現には、こうした人財が高い開発力、実装力を身に付けていくための、「組織としての成長機会の提供」が不可欠です。
この「多様な人財」と「組織としての成長機会の提供」がうまく組み合わさったときに、組織は能動的に行動し、自律的に成長できるようになると考えています。それこそが、私の考える組織の将来像です。
キャリア採用は、さまざまな分野で多様な経験を積まれた人財が私たちとともに働き、組織の成長に力を貸していただけるチャンスだと思っています。

第一公共事業本部 パブリックサービスデザイン 事業部長 市川 貴大

04「人財が成長できる場」の提供

私たちの事業部は歴史ある大規模業務からスピードが求められる中小規模の業務まで、さまざまなシステム・サービスの企画・開発の場があります。
例えば、政策や先進技術に関するコンサルティング等の上流提言に始まり、当社のコアコンピタンスであるプロジェクトマネジメントやエンジニアリングによる実装、さらには、AI、クラウドといった技術の活用まで、多種多様なスキルを研鑽する場にもなっています。さらに、これらを遂行する多種多様なスペシャリストがいることも強みだと考えています。
業務以外の場における、人財が成長するための場として「ビジネスコンテスト」と、「DX Lab」もあります。ビジネスコンテストは「新たな事業の立ち上げ」を想定したもので、事業部のサービスとして世に出せそうなものを公募するというものです。自分の担当とは離れた事業の構築をシミューレーションすることもあり、事業立ち上げのノウハウを学ぶことができます。
「DX Lab」は、第一公共事業本部と一体で実施していますが、AI、クラウド、UX、コンテナ、データアナリティクスといったテーマについて、テーマごとにスキルアップしたい人財が集まることで、お互いのスキルを高めあっています。年齢や経験によらず毎年100人近い社員が参加しています。また、最近では複数のテーマを経験される社員も増えており、能動的にスキルアップを図っていただいています。
これ以外にも、コンサルタントや営業・プロジェクトマネージャーの育成に向けた施策も推進しており、経験者の方がスキルアップ、活躍できる場をそろえています。

05「個人個人が描くキャリア」へのサポート

組織として適切な成長機会を提供することに加えて、そこで働く人財が能動的に行動して、はじめて自律的に成長できる組織となります。
毎年、社員の皆さん個人個人が心に描くキャリア「なりたい自分」について、私自身を含めた各層別でのヒアリングをしています。将来のキャリアやこれに向けてどのような経験や自己研鑽を積むのかについて定期的に棚卸を行い、これが実現できるプロジェクト、研修等へのアサインを行い、個人個人の能動的な行動につなげていただいています。
もちろん、「なりたい自分」が定まっていないケースもありますが、これも大歓迎です。
ヒアリングを通じて業務から一歩目線を広げていただき、「生活するうえで何を大事にしているか」「そのうえで業務において何を大事にしていくのか」について振り返るきっかけになればよいと考えています。
これまでにもITサービス業界以外の企業や官公庁で経験を積まれた方が多く入社し、それぞれの知見や知識を生かし、社内で活躍しています。多様化する事業分野で未来を考え、さらなる成長を続けるためには、そうした方々の力が大きなシナジーになると考えています。

A word to recruiters

第一公共事業本部 パブリックサービスデザイン 事業部長 市川 貴大

求職者(キャリア採用社員)に向けて

さまざまな社会課題が存在するなか、人財の多様性が事業や組織の成長には欠かせません。
私たちの事業部では、システム開発やサービス提供などに加え、AIやデータ流通など、先進分野での経験が積める舞台があります。そしてこれらの分野で、ご自身が成長できる仕組みも数多く用意しています。
そうした環境で働きながら個人個人が描くキャリアの実現を目指して成長し、そしてこの国の発展や経済を活性する事業を自ら手がけたい、そうした熱い想いをお持ちの方々のご応募をお待ちしています。